英語力を高めるための自己学習法 (2001/7/23)

総論

作者の英語力UPの基本コンセプトは”五感を総動員して、英語を体と頭に刷り込む”という少し大げさなコンセプトである。例えば、泳ぐことを考えてみると、一端泳ぎを覚えると、特別な問題がない限り、一生泳げる。 同様に、英語を聴く、読む、話す、書くという能力を頭と体に刷り込んで意識せずに英語を運用できるくらいの能力を身に付けることを目的とする。
帰国子女とか英語圏で生れ育ったひとでないと自然に英語を身につけることは、非常に難しいといわざるを得ない。ある年齢(5、6歳くらい)に達してしまうと意識して、英語を身につけないと英語力はつかない。
では、普通に日本で生まれ育ったひとたちは、どうやって効率的に英米人とコミュニケーションできる通用する英語力を養うか?
1、 目的意識をもって英語を学ぶ
格取得でもよい、留学でもよい、通訳、翻訳家を目指すのでもよい、とにかく目的意識をもって、英語を学ぶ。人間、動機付けがあるのとないのでは、物事を達成するのに雲泥の差が出てくる。
2、 五感を総動員して、悩に刺激を与え、印象に残る方法をとる

 英単語を記憶する場合を例にとってみる。
(視覚) 見た単語を写真を現像するが如く、スペル、意味、単語のイメージ脳に焼き付ける。
(聴覚) 自分の声で単語を録音して覚える(自分の声は記憶に残りやすい)。
(嗅覚)(味覚)(触覚) 臭ったり、味わったり、触ったりできる身の回りのものについては、実際に臭い、味わい、触って覚える。
3、 あらゆる媒体を活用する
 英語学習に有効な媒体
ウォークマン; 二ヶ国語ニュース、映画、自分の声で録音した英文を聴く
DVDプレーヤー; 映画を英語字幕で観る
キャプションデコーダー; 映画のビデオをを英語字幕で観る
パソコン; インターネットでの情報収集には不可欠。CD-ROM教材の活用
ボイスレコーダー; 自声録音して、発音、イントネーション矯正、英単語記憶に使う
ビデオカメラ; 自分がスピーチする姿を録画し、身振り、表情、プレゼン力をチェック
携帯電子辞書; 英語学習には不可欠。 広辞苑、百科事典機能搭載のもので、知的枠組み(a frame of reference)の拡大も同時に図る。

4、 24時間体制で英語に触れることができる環境を自分でつくる
例えば、自分の部屋をあたかも英語圏の国に住んでいるがごとく、読む雑誌、書籍、聴く音楽、ビデオなどを英語関連のものにする。 一案として、週に1日でもよいから、英語のみで考え( or 感じ)、英語しか使わない日をつくってはどうかと思う。
5、 4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)別自己学習法
(1) リスニング
 ニューステロップメソッド(Subtitle-imaging Method)
これは、英文を聴いて、映画の英語字幕やニュースのテロップの如く、自分の頭の中でテロップを作り、流す方法である。 この方法により、自分が聞き取れていない言葉を発見するとともに、速解力を養うことができる。 また、通訳する際に必要となってくるリテンション力(記憶保持力)を養うことができる。ただし、高度なリスニング能力と多大な集中力が必要となってくる。 結局、なにごとにもいえることだが、多くの労力を伴う方法が一番身につくのではないだろうか。
 ディクテーション
商業英語検定A、Bクラスの過去問のテープを購入し、一言一句聞き漏らさずに、書き取り、聴き取りができるようになるまで練習する。(商業英語検定にはディクテーション問題が出題される)
(2) リーディング
 普段から、同時通訳方式による、頭ごなし訳出法で英字新聞、英文雑誌を読む。
 英々辞典で語感を磨く。 (単語の持つ意味を”イメージ”で覚える。)
 語源、接頭語、接尾辞を学び単語の意味を推測する力を磨く
(3) スピーキング
 自声録音法 (Self-voice Recording Method)
自分の声で英単語、重要構文、成句、イディオムを録音して覚える
 自己録画法
ビデオカメラで自分が英語を話す姿を録画し、発音、イントネーション、身振り、表情、プレゼン力を総合的にチェックする。 特に、英検の面接試験対策用に自己の欠点を発見するのに有効と思われる。
 只管朗読
基本構文をひたすら音読し、体に覚えさせる。 反射的に口から英文が出てくるくらいまで、体に染み込ませる。 実践方法については、國弘 正雄著 「英語の話し方」を参考にしてください。
(4) ライティング
 只管筆写
只管朗読と同じコンセプトで、英単語、重要構文、大統領スピーチなどを実際に手で書いて、覚える。