英検1級、通訳案内士国家資格、TOEIC:960点を取得した作者が英語の効果的学習法を紹介!森啓成(もりよしなり)
英語の真髄を掴む!  Since July 23, 2001  Update:2017/12/10

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■2017/12/10 人物伝追加
モルガンお雪 - 明治時代にアメリカの大富豪J.P.モルガンの甥と結婚。日本のシンデレラ。アメリカ、フランスで生活。71歳でキリスト教の洗礼を受ける -

内海藤太郎 - 帝国ホテル、横浜ホテルニューグランド、大阪ホテル、神戸オリエンタルホテルと、東西の主要ホテルの料理長を歴任し、日本のフランス料理界の礎を築いた伝説の料理人 -

■2017/12/03 人物伝追加
天野芳太郎 - 日本のシュリーマン。不屈の闘志を持つ中南米の実業家。アンデス文明研究家。第二次世界大戦前にパナマに渡り、戦時中は日本に強制送還されるも、再びペルーに渡り事業を興し巨富を得る -

ロッキー青木 - レスリング全米選手権で優勝。鉄板焼きレストランチェーン「BENIHANA」の創業者。実業家、冒険家、バックギャモンプレーヤー -

谷豊(ハリマオ) - 実在した「ハリマオ」伝説の主人公。昭和初期にマレー半島で活動した日本人盗賊。日本陸軍の諜報員 -

清水卯三郎 - 出版・貿易商の実業家。オランダ語、ロシア語、英語を話す。薩英戦争に日本人としてただ一人イギリス側から参戦。一般商人としてただ一人パリ万国博覧会へ出品、ナポレオン3世から銀メダルを授与 -

山本顧彌太 - 綿織物会社を設立、財をなす。大正時代、ゴッホの「ひまわり」を2万円で購入 -

山下義韶 - 柔道家。段位は講道館柔道十段。大日本武徳会柔道範士。講道館四天王の一人で、史上初めて十段位を授与された。明治時代に渡米し、演武や講話を通じて柔道の普及に尽力。ワシントンD.C.で、2mの巨漢のレスラーに抑え込みで勝利し、セオドア・ルーズベルト大統領に認められ2年契約で合衆国海軍兵学校の教官となる -

櫛引弓人 - 興行師。博覧会キング。セントルイス、シアトルのバンコク博覧会で辣腕をふるう。川上音二郎一座アメリカ公演の発案者 -

■2017/11/30 人物伝追加
志度藤雄 - 吉田茂の料理番。日本のフレンチの草分け。イギリスへ不法入国、強制送還、パリで脱走 -

森 功 - 神戸にて昭和天皇に料理を献上。香川県にて明治時代から受け継がれる本格洋食の普及に尽力。旧・神戸オリエンタルホテル出身の西洋料理人 -

<記事>


 「当然やるべきことをやっていないから英語力が伸びない」



   わたしは、学生時代、ゼミのクラスで、「国際ビジネス・コミュニケーション論」を専攻し、授業は全て英語で行われておりましたが、 この「当然やるべきことをやっていないから英語力が伸びない」という言葉は、 長年に渡って商業英語を教えられているゼミの担当教授から、学んだ言葉のひとつです。 

   現在も、非常に印象に残っている言葉で、特に自分がスランプに陥ったときには、この言葉の重さをひしひしと感じます。

   「学生達からよく英語力を伸ばす秘訣を聞かれるが、そんな学生に限って、当たり前にやるべきことをやっていないから英語力が伸びない。与えられた課題を完璧にこなせば英語の力というのは必ずつくものだ。」

   (当時、このゼミでは、課題の一つとして、「やさしいビジネス英語」、「ラジオ英会話」を毎日聴き、「週間Student Times」を定期購読するというものがありました。 毎週、これら3種類の教材の中から出題されるテストが行われていました。)

   確かに通訳、翻訳のプロとして食べていくレベルになれば、センス、適性というものが必要になってきますが、一般の英語学習者にとって当然やるべきこと(例えば、購入した教材、書籍を完全に消化するとか、単語を毎日10個覚える、等)をやっていれば、要する時間には個人差があるにせよ、英米人と日常会話ができるくらいのレベルには、よほどの問題がない限り、殆どのひとは達することができるはずです。 

   英語力は、そのレベルが上に上がれば、上がるほど、伸びるのに時間がかかり、ブレイクスルーを迎えるのには相当の労力と根気を要します。 そんなときに、当然やるべきことを継続してやっていくことの難しさをつくづく感じます。 現在、様々な分野で一流と呼ばれる人やプロと呼ばれる人達は、一見、当たり前に思えるようなことでも、継続して実行したからこそ、その道を極めるに至ったのではないでしょうか。 

   別の言い方をすれば、多くの人は当たり前にやるべきことを継続してできないか、途中で止めてしまうから結局、いろいろなことに対して中途半端な状態で終わってしまうのではないでしょうか。


   英語というのは、言語的には、他の言語に比べ、発音、文法の面で、習得し易いと言われ、国際政治、経済の影響もあると思いますが、現在、世界の共通語となっています。 しかしながら、多くの日本人にとっては、この発音(日本語にはない音素を含む)と文法(日本語とは異なる語順)がネックとなり、中学、高校、大学と10年間近く英語を学んでも、英米人と対等にコミュニケーションがとれないという他の国の方が聞けば不思議に思うような事態に陥っています。 

   様々な条件は異なると思いますが、モルモン教徒のかたは、40日くらいで外国語を一ヶ国語マスターするということを聞いたことがあります。 また、韓国の三星グループでは、幹部社員には、通常、日本語と英語を話せないとなれないとのことですが、99%の人々は42日間で一ヶ国語を覚えるのだそうです。 

   日本の自衛隊での語学研修プログラムも過酷ですが、短期間で語学をマスターできるようになると聞いたことがあります。 わたしの周りにもこのような例はあります。 友人の一人は、日本での大学入試レベルの英語の勉強しか経験したことがなかったのですが、社内留学制度で、米国のロースクールに派遣されることが決まり、その大学院選定に必要なTOEFLの点数を2ヶ月くらいのごく短期間で、東部の一流校への入学に必要な点数にまで引き上げました。 

   その他、この手の例で、有名な話しは、ハインリッヒ・シュリーマンでしょう。 トロイの遺跡を発掘するという夢を実現するための1つのステップとして語学の学習をはじめ、20歳から22歳の2年間に、6ヶ国語を習得したというのですから驚きです。 母国語のドイツ語以外に、英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語の6ヶ国語を完全にマスターしてしまったそうです。 言語体系が近いものがあるとはいえ、6ヶ国語を2年間でマスターするとは、英語のみの習得に何年もかかっている自分に対し、一種の自己嫌悪を感じられずにはいられません。 

   これらの例を見てみますと、どうやら、言語の習得に限ったことではありませんが、何かをマスターするには、 第一に、やむを得ず必要に迫られてする場合か、あるいは、興味があって自主的に好きでやる場合が、最も効果が出るようです。 やむを得ず必要に迫られた場合、本来持っているが、普段使われていない潜在能力が顕在化され、「火事場の馬鹿力」的な能力と集中力が発揮されるのでしょう。

   話しが、少々、わき道にそれてしまいましたが、いま一度、本当にやるべきことを真剣にやっていて英語力が伸びないのかを、基本に立ち返って、自問自答する必要があるのではないかと思います。 この文章は自分自身に対する自己反省の意味で、書かせて頂きました。

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